便座は長く使用し続けていると、少しの衝撃でも割れてしまうことがあります。
割れたまま使っていると怪我をする恐れがあるので、まずは応急処置をしましょう。
その後、安心して使う為には交換が必要です。
この記事では便座が割れたときの応急処置・交換方法を紹介します。
便座が割れてしまった際はぜひご参考になさってください。
便座が割れた時の応急処置
便座が割れてしまっても、まずは落ち着いて応急処置をし、とりあえずトイレを使えるようにしましょう。
割れたまま便座を使うのは怪我をする危険があります。
最終的には交換することが必要ですが、すぐに交換できるとは限らないので以下の応急処置を進めましょう。
割れが軽度なら・・・テープで徹底的に固定する
便座にヒビが入ったり、軽度な亀裂ができたりしただけであれば、テープで固定するのが簡単に出来る応急処置です。
便座は水で濡れる可能性が高いので、水に弱いテープは適していません。
割れた部分を広くカバーできるように布テープを使用しましょう。
巻くときには割れた部分のほこりや割れくずを簡単に払い落として、当面は剥がれたりずれたりするリスクがないようにすることが大切です。
ヒビや亀裂の部分に2周～3周くらい布テープを巻き付けて固定すればOKです。
大きな亀裂には・・・板を添えてテープで巻く
便座に大きな亀裂が入ったときには、テープで固定しても使用している内に亀裂が広がり、大きく破損するリスクがあります。
できるだけ割れている部分の負担を減らせるように応急処置をすることが大切です。
木やプラスチックの板を用意して、割れている部分にあてがうと、便座に座ったときの負荷を広範囲に広げられるので割れが酷くなりにくくなります。
便座の亀裂がある部分を一通りカバーできる一枚板を用意してあてがい、布テープでぐるぐる巻きにすれば応急処置は完了です。
便座が2つに割れたら・・・接着剤を塗ってテープで固定する
便座に固いものや重いものを落とした結果、二つに割れてしまうケースもあります。
便座が二つに割れてしまったときには、テープだけではうまく固定できない場合があります。
まずは瞬間接着剤で仮止めをして、布テープで固定するというやり方だと、当面は使えるでしょう。
二つに割れてしまったときにテープでぴったり合わせられないことは多いので、瞬間接着剤を補助として使うのがおすすめです。
ただ、瞬間接着剤だけでは便座に必要な強度を保つことはできません。
テープで頑丈に補強し、早めに新しい便座へ交換しましょう。
便座の交換は自分でやる？どこに依頼する？
便座が割れたときには応急処置をした上で、交換をする必要があります。
とりあえず使えるから大丈夫と思っていても、ヒビが広がって更に破損したり、布テープの粘着剤が気になったりすることになりがちです。
自分で交換するか、水道修理業者か、便利屋に依頼してできるだけ早めに交換をしましょう。
自分で交換する
トイレの便座は自分でも交換できる場合があります。
便座をメーカーや家電量販店に相談して注文し、割れた便座を取り外して、新しい便座を設置するという流れで交換が可能です。
ただ、自分で交換できるのは温水機能や洗浄機能のない便座の場合だけです。
ウォッシュレットのトイレのようにコンセントにつないで使う仕組みになっている場合には電気系統に触れるのでリスクがあります。
構造も複雑なことが多いので、基本的に自分で交換できないと考えた方が良いでしょう。
一方、特に電源につないでいない普通便座の場合にはDIYでも交換できます。
便座を上げて、便座を固定している部分のネジやナットを動かして既存の便座を外します。
モンキーレンチを使って取り外すのが効率的です。
そして、便器の本体を引き抜くと取り外しができます。
ここで新しい便器を穴に差し込み、ボルトを固定すれば取り付けが可能です。
慣れている人なら数十分でできる作業ですが、初めてのときには戸惑ってしまい、新しい便座を壊してしまうこともあるので慎重に作業を進めましょう。
便利屋を手配して交換する
便利屋に手配してトイレの便座を交換してもらう方法もあります。
経験豊富で実績のある便利屋なら、速やかに便座を手配して交換作業をしてくれるでしょう。
ただ、便利屋は様々な対応をしているのでトイレの便座の交換実績が多いとは限りません。
今回が初めてで、試行錯誤をしながら対応する場合もあります。
便利屋はトイレの便座交換のプロというわけではないため、ウォッシュレットの場合には対応できなかったり、他の業者に再委託をしたりするときもあります。
便利屋はいろいろな仕事を依頼できる利便性もありますが、プロとしての仕事をしてくれる業者を選び出すことが必要です。
水道修理業者に依頼して交換する
便座が割れたときにはきちんと交換してもらうため、プロの水道修理業者に依頼する方法がよく選ばれます。
トイレ回りに強くて実績のあるプロ業者に依頼すれば、今後ずっと安心して使えるように最適な便座に交換してくれます。
多くのプロ業者では便座の在庫を持っていたり、メーカーとの繋がりがあったりするので、速やかに交換作業をしてくれるでしょう。
ウォッシュレットトイレでもプロとして正しく安全に交換できます。
取付方法が悪かったために不具合が生じるリスクも低く、施工内容について保証をしている業者も多いので安心です。
「優良な水道業者の選び方～後悔しないために知っておきたいこと～」は、こちらのページです。
埼玉県のトイレのことなら埼玉水道工事屋さんへ！
当社は水道修理業者のため、便座交換の実績も多数ございます。
また、この機会により良い便座にしたいといったご希望も対応可能です。
今まで普通便座だったけれど、温水機能もあるウォッシュレットにしたいというときもあるでしょう。
もちろん、できるだけ費用を抑えた交換をしたいという場合も安く済む方法を提案します。
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