洗面台がつまってお困りではありませんか?
毎日使う洗面台、使えないと洗顔ができないですし、歯磨きもできません。
そんな排水つまりですが、原因や状況によってはご自身で解消できる場合があります。
この記事では洗面台でつまりが起こる原因と対処方法について解説します。
すぐに実践できるものもありますので、試してみてください。
洗面台のつまりの6つの原因
洗面台の排水管は内径が細く、意外とつまりが起こりやすい場所です。
洗面台だからこそ起こりやすいトラブルもあるので詳しく見ていきましょう。
1.髪の毛
髪の毛は洗面台がつまる最も起こりやすい原因です。
洗面台で鏡を見ながらヘアセットをしたり、簡単な朝シャンをする人もいるでしょう。
ヘアキャッチャーでつまりを起こしている場合もありますが、排水管に流れていってつまりを起こすこともあります。
2.固形物
固形物を洗面台の排水口に流してしまい、つまる場合があります。
アクセサリーやヘアピン、歯磨き粉のキャップや歯間ブラシなどが典型的です。
固形物の大きさによって状況は異なりますが、洗面台の下部にある排水トラップにつまっていることがよくあります。
小さい固形物が蓄積していくうちにだんだんと流れが悪くなり、最終的にはつまるというのが一般的です。
ヘアキャッチャーを使用していない洗面台でよく起こるトラブルです。
3.皮脂や垢
洗面台で手や顔を洗っているときに皮脂や垢が流れていきます。
皮脂や垢は流れていくと思うかもしれませんが、排水管や排水トラップなどに沈着して流れを悪くすることがあるので注意が必要です。
皮脂そのものは脂肪酸なので水に対する溶解性はありますが、一度に大量に流されると溶けにくくてプラスチックの配管に吸着されがちです。
皮脂には粘性があるため、垢が流れてきたときに取り込まれていきます。
皮脂と垢の影響によって洗面台がつまることがあるので注意しましょう。
4.石鹸カス
洗面台では石鹸を使って手洗いや顔洗いをしていれば皮脂や垢が水によく溶けるようになるのであまりトラブルが起こりません。
しかし、石鹼カスが問題になってつまる場合もあります。
良質な石鹸であれば大きな固形物として石鹸カスが流れることはあまりありません。
しかし、品質によっては石鹼カスがボロボロと落ちて流れることがあります。
排水トラップに石鹸カスが溜まり、他のゴミなどと吸着してつまらせることもあるので注意が必要です。
5.ぬめり
洗面台のぬめりが原因でつまることがあります。
石鹸、ハンドソープ、シャンプー、リンスなどによってぬめりが生じることもありますが、細菌の繁殖によってぬめりが生じることもあります。
ぬめりが軽度であれば大量の水を流すだけで対処可能です。
しかし、しばらく家を留守にしていて洗面台に水を流していなかったというときには、つまるくらいにぬめりが発生してしまうことがあります。
6.水垢
水垢が洗面台の排水管に蓄積すると水の流れが悪くなっていきます。
洗面台で水垢を発生させないことは不可能です。
少量の水垢であれば特に洗面台のつまりの原因になることはありません。
しかし、排水トラップに蓄積するとつまることがあるので注意が必要です。
洗面台がつまったときの対処方法
洗面台がつまったとしても慌てずに対処すれば水が流れるようになります。
原因によって適切な対処方法は違うので、簡単にできることから順番に試していきましょう。
洗面台のヘアキャッチャーを綺麗にする
まずは洗面台のヘアキャッチャーを見てみましょう。
洗面台の排水溝に付いている器具で、引っ張れば簡単に外れます。
ヘアキャッチャーが髪の毛やぬめりで水が通らないような状況になっているときには、ヘアキャッチャーを綺麗にしましょう。
絡みついている髪の毛などを取り除き、ブラシやスポンジでぬめりを落とします。
綺麗になりにくいときには中性洗剤にヘアキャッチャーを浸けておく方法も有効です。
重曹とクエン酸やお酢を使う
洗面台のつまりの原因になっているものは重曹とクエン酸またはお酢を使用すれば溶かせます。
まずは重曹の粉を洗面台の排水口に振りかけます。
そして、クエン酸を溶かした水またはお酢を流しましょう。
ぬめり、皮脂、水垢などが原因のときにはこの方法で解消可能です。
水が流れ始めたら流水で重曹、クエン酸、お酢を洗い流せば終わりです。
パイプクリーナーを使用する
パイプクリーナーを流し混むことで洗面台のつまりを解消する方法です。
パイプクリーナーは排水管のつまりの原因を溶かすための成分を選んで作られています。
皮脂や水垢だけでなく、さまざまな原因のぬめりや髪の毛まで溶かせるものがあります。
パイプクリーナーを使用するときには説明書きを読んで適正使用をしましょう。
パイプクリーナーを注いだら30分程度の放置時間が必要なこともあります。
洗面台での使用量も製品によって異なるので、適正量を使用して対処することが大切です。
簡単な方法でつまりを解消できないときの対策
簡単な方法で洗面台の詰まりを解消できないときには、排水トラップを解体してつまっているものを取り出したり、ワイヤーブラシを使ってつまっているものをつつき出したりすることが必要になります。
排水トラップを安全に解体して、周りにトラブルを起こさないようにつまりの原因を取り除くには技術が必要です。
排水トラップよりも先でトラブルがあって水が流れないような状況では、さらに専門的な知識に基づいて適切な対応をする必要があります。
ヘアキャッチャーを綺麗にしたり、重曹とクエン酸を使う簡単な方法でつまりを解消できないときには水回りの専門業者に相談して対処してもらいましょう。
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洗面台がつまったときにはヘアキャッチャーがつまっているだけであれば取り出して綺麗にするだけで対処できます。
ただ、洗面台がつまる原因は多岐にわたるので、配管でつまりが起きている時には詳細を見極めて対処する必要があります。
今回紹介した対処方法を試しても問題が解消されない場合は、埼玉水道工事屋さんへご相談ください。
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お見積りは無料ですのでお気軽にお問合せください。
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