トイレリフォームをするときには一体型と分離型のどちらを選んだら良いか迷ってしまう人は多いでしょう。
トイレリフォームでは、今までと同じ仕組みのトイレを選ぶ必要はなく、一体型から分離型にすることも、分離型から一体型にすることもできます。
この記事では一体型のトイレと分離型のトイレの違いや、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
トイレリフォームをご検討中の方はぜひご覧ください!
トイレの一体型と分離型の違い
一体型と分離型のトイレの違いはパーツの構成が異なることです。
トイレは基本的にタンク・便器・便座・ウォッシュレットといったパーツの組み合わせになっています。
一体型の場合にはパーツが個別に分けられていないのが特徴です。
分離型の場合にはパーツごとに分けられていて、組み合わせによってトイレを作る仕組みになっています。
パーツを組み合わせて作るのが分離型で、パーツに分けずに全体としてトイレとして機能する製品を作っているのが一体型と考えても良いでしょう。
一体型のトイレのメリット3つ
一体型のトイレは近年人気がありますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
分離型との違いも踏まえて詳しく見ていきましょう。
①見た目がきれいでコンパクト
一体型のトイレはパーツを組み合わせる分離型のトイレとは違い、一つの製品としてデザインしているので見た目がきれいなのがメリットです。
コンパクトに仕上げられていて、狭い部屋に設置できる製品もあります。
パーツの接続部分がないので見た目がスッキリしていて美しいのが魅力です。
デザインを重視している製品も多く、こだわりのトイレにすることができます。
②日常の清掃をしやすい
一体型のトイレはパーツの接続部分がないので日常的な清掃をしやすいのがメリットです。
パーツの接続部分には溝があって清掃しづらいことがよくあります。
一体型のトイレでは溝がなくてほこりや汚れが溜まりにくく、簡単に清掃できるのが魅力です。
トイレの衛生環境を保つ上でもメリットが大きいと言えるでしょう。
③単価が比較的安い
トイレリフォームをする際に知っておきたいのが一体型のトイレの費用です。
パーツを組み合わせるのではなく、一つのユニットとして構成されているので単価が安い製品が多くなっています。
トイレリフォームの費用を抑えたい場合には一体型のトイレから検討した方が良いでしょう。
一体型のトイレのデメリット3つ
一体型のトイレは人気があるものの、デメリットもあります。
ここでは分離型のトイレとの違いも考慮してデメリットになる点を解説します。
①パーツの不具合が起きると全交換が必要
一体型のトイレは不具合が生じたときに全交換が必要になるのがデメリットです。
分離型の場合にはパーツごとに交換が可能なので、不具合が生じたときにリフォームや修理の費用を抑えられます。
便座や便器は寿命が長いですが、ウォッシュレットは電気機器なので耐久性が低いことがよくあります。
一体型の場合には不具合があったら全交換が必要で、パーツ交換に比べると費用がかかるのが問題点です。
②オールインワンでデザインや機能の取捨選択ができない
一体型のトイレはすべてのパーツが組み合わせられていてオールインワンになっています。
機能の取捨選択ができないのがデメリットです。
便座の座り心地や全体のデザインなどを見て、希望の組み合わせでトイレを作ることはできません。
納得できる製品を見つけられないこともあるので注意が必要です。
③タンク容量が小さいことがある
すべての一体型のトイレが該当するわけではありませんが、タンク容量は小さいことがあるので注意した方が良いでしょう。
連続使用するときに水が不足してしまってうまく流れない場合があります。
コンパクトに仕上げているのは一体型のトイレの魅力ですが、タンクの水が不足してしまうことがあるのがデメリットです。
分離型のトイレのメリット3つ
分離型のトイレは昔から人気があります。
一体型のトイレと比較してどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
①部分的な故障のときの修理交換が簡単
分離型のトイレは修理交換が簡単でコストを抑えやすいのがメリットです。
例えば、便座が破損してしまったときには便器やタンクを交換する必要はありません。
便座のパーツを取り寄せて交換すれば問題なく使用できます。
タンクの不具合が起きたときにも、タンクだけ修理すれば使えるようになります。
部分的な故障が起きたときに簡単な修理交換で対応できるので、リフォームの費用も時間も抑えられるのがメリットです。
②カスタマイズしやすい
トイレリフォームのときにはカスタマイズ性が高いのが分離型のトイレの魅力です。
タンク、便座、便器、ウォッシュレットのそれぞれについて好みのものを組み合わせられます。
機能もデザインも希望に合わせて作り上げることができるため、理想を実現しやすいのがメリットです。
③メンテナンス性が高い
分離型のトイレはメンテナンス性も高いのがメリットです。
部品交換をおこないやすいので、少額のコストのリフォームで快適な状態を保つことができます。
清掃は一体型に比べるとしづらい面はありますが、不具合が出てきたら交換してしまえば良いというスタンスでメンテナンスすることが可能です。
日常的な負担も長期的なコストも減らせるのが分離型のトイレの魅力です。
分離型のトイレのデメリット3つ
分離型のトイレは一体型のトイレに劣る部分もあります。
トイレリフォームのときに分離型のトイレを選ぶデメリットを確認しておきましょう。
①全体的に見た目が悪くなりやすい
分離型のトイレはパーツを組み合わせて作り上げるため、見た目はあまり良くないことが多いのがデメリットです。
継ぎ目がはっきりと見えることや、デザインの相性が悪いことなどが問題になります。
一体型に比べると美しいデザインにすることが難しい点には注意しましょう。
②日常の清掃をしづらい
分離型のトイレは継ぎ目があるので日常的な清掃では手間がかかります。
余計な継ぎ目がない一体型のトイレに比べると、隙間のところの汚れを除去しづらいのがデメリットです。
掃除をしやすくするために継ぎ目をなくす努力をしている製品もありますが、全体としては清掃の手間がかかります。
③組み合わせによっては不具合が生じる
好きなパーツを組み合わせてトイレをデザインできるのは分離型のメリットです。
ただ、組み合わせ方によっては相性が悪くて不具合が生じる可能性があります。
同じメーカーのパーツを組み合わせれば問題が起こりにくいですが、複数社のパーツを組み合わせるとぴったり合わないことがあります。
パーツ間の対応状況はメーカーが違うとはっきりしていない場合が多く、デザインや機能を重視して組み合わせたことによって、予期していなかった不具合が生じるリスクがあるのが問題点です。
埼玉県のトイレリフォームは埼玉水道工事屋さんへ!
いかがでしたでしょうか。
一体型も分離型も一長一短なので、メリット・デメリットを考えて選ぶのが大切です。
埼玉水道工事屋さんはトイレリフォームの実績が多数ございます。
どのトイレにしようか迷った時はサポートさせていただきますので、ご相談ください。
ご相談・お見積りは無料ですのでお気軽にどうぞ(^^)/
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