給湯器を長くご使用されてはいませんか?
給湯器は突然故障することがあるので、交換時期がいつなのかを理解し、早めに手を打ちましょう。
この記事では給湯器の交換時期を見極める方法をわかりやすく解説します。
交換を検討すべき症状について詳しく紹介するのでご参考になさってください。
給湯器の交換時期の見極め方3つ
給湯器の交換時期は3つの方法で見極められます。
①一般的な寿命を交換時期とする
最近の給湯器の寿命は平均的には10年~15年くらいと言われています。
どのくらい給湯器を使うか、給湯器の設置場所がどこかといった点で寿命が変わりますが、長くても15年程度、短ければ法定耐用年数の6年程度です。
給湯器の部品は10年程度で製造が中止になってしまい、部品交換による修理ができなくなる場合があります。
10年を目安に交換するのは修理対応を考えても合理的です。
②エラーを見て検討する
一般的な給湯器は不具合が発生した際、リモコンにエラーコードが表示されます。
エラーコードによって給湯器のどこにどんなエラーが起きたかがわかります。
点火不良、温度異常、安全装置の作動、水漏れの検知などのさまざまなトラブルを見て取れます。
致命的なエラーだった場合には交換するのが適切です。
説明書にはエラーコードごとに消費者が取るべき行動が記載されている場合が多いので、修理・点検・交換などの必要性を確認しましょう。
③故障や劣化を示す症状を見る
給湯器の交換には10万円~25万円くらいが相場なので、使える限りは交換せずに済ませたいと思う人が多いでしょう。
故障が起こりそうな予兆や劣化を示す症状を見極めて、壊れる直前まで使う方法もあります。
10~15年という寿命も、使用環境によってはあまり信用できないので、故障しそうな症状があった時点で交換するのも1つの手です。
普段から給湯器を使用していれば気づくことができる症状がほとんどなので、具体的に知っておくことが重要です。
給湯器の交換時期のサインになる症状7つ
故障や劣化の症状を見極めて給湯器をギリギリまで使いたいなら、寿命が近づいてきた時点で症状をチェックする習慣を作りましょう。
ここでは給湯器の交換時期が来ているサインとして、チェックした方が良い症状をまとめました。
ちょっとした気づきが大切なので、何に注意したら良いかを理解しておきましょう。
①給湯器の電源が入らない
給湯器の電源を入れても入らない、リモコンを押しても動作しないというときには交換時期になったと考えた方が良いでしょう。
リモコンが動かない場合には電池切れを起こしているだけで電池交換をすれば済むこともあります。
しかし、リモコンで操作しても給湯器が稼働している様子がない場合は交換時期です。
既に故障してしまっている可能性が高いので、すぐに専門業者に依頼して交換手配をしましょう。
②給湯器から煙が出た
給湯器から煙が出てきたときには速やかに使用を中断して交換しましょう。
ガス給湯器は都市ガスやプロパンガスを完全燃焼させて、煙を外に出さないように設計されています。
ガスの不完全燃焼が起きていたり、煙の排気処理ができなくなっていたり、電気回路に異常が起きたりしている危険な状態です。
お湯が出るから問題ないとは思わずに、速やかに給湯器を交換するのがおすすめです。
③給湯器から異常な音や臭いがする
給湯器から通常とは異なる音や臭いがしてきた場合には交換か修理が必要です。
給湯器を動かしているときに「ボン」と爆発するような音がした場合や、不快感のある臭いがした場合にはガス供給に問題が生じているリスクがあります。
不完全燃焼で一酸化炭素中毒になるリスクや、ガス漏れでガス中毒になる危険があるのですぐに利用を中止しましょう。
修理できる場合もありますが、給湯器本体の劣化が進んでいる状況なので交換した方が良いでしょう。
④水漏れがある
給湯器から水漏れが起きている場合は安全に使える状態ではありません。
給湯器の内部、あるいは配管からの水漏れの可能性があります。
特に接続部での水漏れはよくあるので、どこから水漏れを起こしているのかを見てみましょう。
給湯器の内部から漏水している場合には内部に水が溜まって電気系統も劣化が進んでいるリスクがあるため、速やかに使用を中止するのが重要です。
接続部の不具合であれば修理で済むことも多いですが、長く使用している給湯器の場合には交換のサインだと考えるのが適切です。
⑤給湯温度が安定しない
給湯温度が突然上がったり下がったりするようになったら交換時期です。
温度が安定しない場合、温度センサーが故障している、ガスが不完全燃焼を起こしている、電磁弁やファンの不具合が発生しているといった可能性があります。
複数の原因で温度が安定しなくなることも多いので交換するのが無難です。
シャワーを浴びているときには温度の変化が特にわかりやすいので、交換時期のサインを見極める方法としておすすめです。
⑥給湯温度が上がらない
給湯温度が低くなったり、お湯が出るのに時間がかかったりするようになったら劣化のサインです。
温度センサーの異常が原因だったり、給湯器の内部機関の劣化が原因の場合もあります。
お風呂の温度が設定温度よりも低いと肌で感じるくらいになったら交換時期です。
食器洗いやシャワーの時にもお湯が十分に温かくなるのに時間がかかっているのに気づくことがあります。
以前よりも給湯温度が上がりにくいと感じたら点検を依頼して、修理や交換を検討しましょう。
⑦追い炊きや足し湯が機能しない
お風呂の追い炊き機能や足し湯機能がある給湯器を使用していて、機能が正常に動作していなかったら修理または交換が必要です。
追い炊きをしたのに温まらない、足し湯をしたら冷たい水が入ってきたというのが典型例です。
お湯張りはできたとしても追い炊きや足し湯が機能しない故障はしばしばあるので、普段はあまり使わない人も時々使用してチェックするのがおすすめです。
埼玉県の給湯器のトラブルは埼玉水道工事屋さんへ!
給湯器の寿命は平均的に10~15年くらいですが、交換が必要なタイミングは使用環境によって変わります。
そのため、故障や劣化のサインになる症状をチェックする習慣を作るのがおすすめです。
使用していて少しでも不安がある時には、お気軽に埼玉水道工事屋さんへご相談ください。
今なら出張基本料金無料です(^_^)/
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